タイでクーデター・２２日午後四時半憲法停止・軍が全権を掌握 美人元首相は？

タイの陸軍司令官は２２日、テレビ演説でクーデターを実行したことを明らかにしました。

「午後四時半をもって、軍が国家の全権を掌握した」と発表。

反政府デモ隊指導者の元福首相らが軍に拘束されたという情報も

　





ここではタイで起きたクーデターに関しての詳細な情報を見ていきます。政治的な混乱が続いていたタイで２２日　陸軍幹部が行政権限を掌握したと発表した。
２０日に戒厳令を発動して以来、軍主導で対立する政治勢力間に対話をするように努力を続けてきたが
失敗に終わり、クーデターに踏み切った模様。
タイには、3900社の日系企業が進出しており、影響が懸念されている

　

中央の人がプラユット陸軍司令官

　



タイでは、政権支持のタクシン元首相派と政権打倒を叫ぶ反タクシン派とが対立が長引いており ２０日の戒厳令は、タイ軍の実力者であるプラユット陸軍司令官が、半年以上続いている 国内での反政府デモと暴力の連鎖を止めようとしての、国家の治安維持が目的のようです。 クーデター決行するかもよ？っていう姿勢を見せながら、政府支持派と反政府派に対話をするように 求めた模様です

タイの政治で重要な役割を果たしてきた軍は、反政府デモが激化しても「中立」を保ってきました。
それには、２００６年にタクシン元首相をクーデターで失脚させた際、国際社会から非難を浴びたうえに
結果的に、政治的対立を解消できなかったことが教訓となっているからです。

しかし、１５日未明にデモ隊襲撃事件で３人が死亡した事件を受け、プラユット氏は
「（暴力）阻止のため全力で行動を取る」と警告しました。
デモ関連での死者はタイですでに３０人を超えていました。


ニュース・ネットからの情報から判断する限りは、このプラネット氏に政権奪取して独裁政権樹立させようというような政治的な野心は見当たらないですね。 情報機関が関わっているでしょう。情報は慎重に判断する必要があります。




クーデターの声明は、プラユット司令官が「バンコクや郊外で起きている暴力のために無実の市民が死亡し、傷ついている。この状況が続けば国家存亡の危機に関わる」としたうえで
「陸海軍、国家警察からなる国家平和秩序評議会が行政権限を掌握した」とTVで発表しました。
内容は、憲法を一時停止させ、夜間は外出禁止。午後１０時から午前五時までを夜間とし
夜間に出歩いている者に対しては、兵士が必要な措置を取ると警告した。


このクーデターを受けて、いまところ、市民生活に大きな混乱はないみたいです。





ネットで拾ったものですが、

タクシン首相の汚職疑惑に批判強まる
　　　　　　↓
　タクシン首相が国連総会出席中に軍がクーデター、軍政開始
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　国王仲介もあって総選挙、旧タクシン派勝利、政権樹立
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　反タクシン派が暴動、国軍は傍観し政権崩壊、反タクシン派政権誕生
　　　　　　↓
　旧タクシン派がデモ、軍を投入してデモを弾圧
　　　　　　↓
　総選挙で再び旧タクシン派勝利、政権奪還
　　　　　　↓
　反タクシン派がデモ、官庁占拠、軍に決起を呼びかける　
　　　　　　↓
　旧タクシン派政権が下院解散、総選挙を実施するが反タクシン派野党が選挙を妨害、裁判所が選挙無効判決
　　　　　　↓
　裁判所が旧タクシン派首相の失職を判決
　　　　　　↓
　軍が事実上のクーデター　（←今ココ）

　



反政府派と政府支持派との争いでまさに泥沼の最中です。 クーデターを実行したプラユット司令官ですが、伝わってくる限りでは冷静な人物のようですね。
できれば、血が流れないようにしてもらいたいものです。（血が流れたからクーデター起こったのですが。）
今後もタイのクーデターの最新情報から目が離せません。

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